今野涼二のすべて。 第1回 / 全16回
人生の終わりから逆算する
「死ぬときに、最高の人生だったと思えるか」
私が人生を考えるとき、最後に行き着くのはこの問いである。
私は1996年10月9日、福島県いわき市に生まれた。現在30歳。株式会社今日学の代表取締役として、体育会学生の成長支援や、企業と学生をつなぐ新しい仕組みづくりに取り組んでいる。
経歴だけを並べれば、少し変わっているかもしれない。
高校まで野球部の主将を務め、日本体育大学では硬式野球部のデータ班として大学日本一を経験した。卒業後は不動産営業の世界に飛び込み、新卒3年目には年収3,000万円を超えた。
ところが、その会社を辞めた。
その後、英語もろくに話せないままオーストラリアに渡り、Uber Eatsの配達員として街を走り回った。交通事故にも遭った。金がなくなり、何のために日本であれほど働いたのかと考える日もあった。
そして日本に帰り、起業した。
順風満帆な人生とは言い難い。
ただ、今振り返れば、すべての経験がつながっているように思う。
私の人生を貫いているのは、成功への執着だけではない。
自分の人生を、自分で選択すること。
そして、せっかく出会った人間の人生に、少しでも良い影響を残すことだ。
私はこれを「Perfect END」と呼んでいる。
人生の終わり方を、最高のものにする。
そのために、今日をどう生きるか。
私の物語は、そこから始まる。